Sympathyを聴いて(後編)

前回ブログのつづき

体調不良で間があいてしまった(´・ ・`)

 

7.Herbie

 

前回ちらっと書いたけど、個人的にLove popからのつながりが好き。

ケンモチヒデフミさんの気持ちのいいエレクトリック感にCharaの声、こういうのも似合う。シンパシー~♪ってとこで合いの手で入るピアノ、ゆらゆらと時空が歪む感じになって、Charaの甘いシャウトで戻ってくるとこがいい♪

 

8.Symphony feat.mabanua

 

とりあえずイントロのドラムフィルが好き。途中でも似たパターンがまた出てきて、まだだよ、さあいこうってポンっと背中叩いてくれるかんじ。

このまったりしたテンポと、ずっとコーラスの声が重なって続いていくかんじがまさに調和していてここちいい。

 

9.Intimacy

 

前曲のSymphonyで出てくる「親密性の世界へ」というのはこのIntimacy(親密)への序章なのかなと勝手に思ってしまった。

この曲は言葉の並べ方が絶妙。韻をふむというテクニックどや!って聞こえないくらいの流れだし、何よりもひとつひとつが意味を持っていて物語になっているのと、

あと2人の声が優しい。

もう、あなたわたしの英雄じゃない

ってとこの歌い方のニュアンスが泣ける…

 

10.Darling Tree

 

このアルバムで特に好きな歌。というか、ここから最後の小さなお家までの連続が好きすぎる。

「大きな木の人」という言葉が個人的にツボ。

晴れた日のお散歩のイメージ。目に止まるもの全てに注目して鼻歌うたいながら自由に進んでいく映像が浮かぶよ。

 

11.KILIG

 

なんといってもピアノ、ピアノ、ピアノ。

出だしの遠くで聞こえる微かなピアノの音は、なんだか懐かしい感じ。

日曜日の朝、微睡んでたら近所の子供がピアノの練習をしてるのが聞こえてくる。

この曲は最初から最後まで、そんな微睡みの中のような、夢か現実かわからないような不思議な世界が広がってる。

 

12.Sweet Sunshine

 

イヤホンでこの曲を聴いていたら、「死にたくない」って思った。急に、なんでかはわからないけど。

仕事が終わって、いつもの満員電車に乗って藤沢に向かって揺られてるとき、ちょうど窓の外は夕焼けのオレンジがすごくて。

わたしには手放せない大切なものがたくさんあって、そのたくさんのものとこれからもずっと一緒にいたいから、だから、生きていかなきゃって思った。

そんな気持ちにさせてくれた歌。

 

13.小さなお家

 

もう、望まない 

もう、思い出さない

悲しみを携えて静かにしめくくるなんて

この余韻、すごすぎる

 

曲も曲順も最高のアルバムだと思いました

 

 ※以上個人的な感想でした